●この「沈香(じんこう)」の価値は・・・

(1)正倉院宝物「両種の御香」(りょうしゅのおんこう)との関係
(2)当社が扱う「沈香」について


(1)正倉院宝物「両種の御香」(りょうしゅのおんこう)との関係
「・・・今日入手可能な各地の沈香について、化学分析の
データを比較検討した。その結果、dihydrokaranone
などの存在から、正倉院宝物の全浅香(ぜんせんこう)、
黄熟香(おうじゅくこう)(当社注雅号:蘭奢待らんじゃたい)
はインドシナ半島に、また、含有されるクロモン化合物の
科学構造の違いから、やや東部の山岳地帯に産するものと
極めて良く一致することが明らかになった。さらに筆者は
ラオスを試験地に選び、実施調査を行っている。全土から
沈香を集め、分析を行ったところ、中部の東部山稜地帯に
産する沈香が、外部、内部の形状はもちろんのこと、宝物の
両香と極めて近似するパターンを示すことが明らかと
なった。このことから、現時点では両香はラオス中部
からベトナムにかけての東部山稜地帯に産する沈香か
らえられたものと判断している。ラオスに沈香が産す
ることは永年知られていなかった。」(正倉院紀要)

(2)当社が扱う「沈香」について
@香りの質のバラツキ:採取されたままの状態です。部
位により、香りの成分の質と濃淡が異なります。
沈香の自然の姿を楽しんで頂く為に、敢えて分別加工
せず有り姿のまま提供いたします。微妙な香りの異な
りとしてお楽しみ頂きます。

A沈香は東南アジアにのみ産するもので、香りの性質か
ら薬用のインドネシア産と、香りの材料としてのラオス、
ベトナム産の二つに大別できます。香りの材料として現
在質量ともにある程度供給できるのはラオス国のみと
いって過言ではありません。今般ラオス政府から特別
な許可を頂き、その貴重な資源を採取できる
ことになりました。我国が誇る「香を楽しむ」という
1000年来の伝統文化を未来の世代に伝える為、今楽し
むことに加え、子々孫々楽しめるよう各ご家庭で承継
して頂き、さらに、大きく美しい沈香を貴重な文化遺
産として後世へお伝え下さい。

B正倉院に収められている沈香は「両種の御香」(全浅香、
黄熟香)として、香道の最高の香りとして知られていま
す。最近の研究の結果、これら「両種の御香」はラオス産
であろうと推測されています。

Cしかしラオスの沈香は明治時代以降今日までわが国に
渡来した形跡はありません。ボランティア団体「サバ
ジャパンクラブ」の活動を通じて、このたびラオス政府の特別な
計らいによって、沈香採取の許可を頂きました。

D私共の沈香はすべて、ラオス国の産出県の県知事の自
筆署名により、正倉院紀要記述のラオス中部の東部山稜
地帯の産であることが証明されております。